Fumiya_Senoo’s diary

日々の気になったこと、役立ったことを記録しています

キミの忘れかたを教えて 感想

1巻2巻とも読みました。3巻出そうにないけど、出てほしいなぁ。

感想(大筋のネタバレはあり)

1巻

主人公とヒロインの確執が埋まるお話。

幼馴染としてずっと仲良くしていた二人が、中学生時代に天才(ヒロイン)と凡人(主人公)の壁に阻まれて、凡人側が逃げ出してしまうということで確執が生まれることに。

実際の物語の開始の時間としては、その5年後で主人公が20歳になって、大学を中退して地元に戻ってきたところから。ほぼ同じタイミングで一時的に実家に戻ってきたヒロインと子供のころに仲良くしていた兄貴分に連れまわされて少しずつ昔のように話すようになっていく感じ。

実はヒロインは、主人公のことを忘れるために主人公に会いに来たのですが、最終盤にヒロインは東京に戻りそうになるところに、主人公の頑張りによって地元に残り続けることになる。わけですが、ヒロイン、主人公のこと好きすぎでしょ。いいんだけど!

2巻

新キャラとして登場する、↑に書いた兄貴分を好きな女性の話。

その兄貴分は9年前に結婚しているんだけれども、いまだに好きで吹っ切れていないという始末。1巻でのヒロインと同じくだいぶこじらせてる。

当然、最終的にそれが報われるなんてことはない(というか、あったら困る)んだけど、最終的にその女性は救われたようで、話のまとまりとしてはいい感じ。

今後の展望?

まとめて読んだのは2巻が発売されたのが2019年で新刊(3巻)が出そうになかったから。なんだけど、1巻ごとに話のまとまりはついているとはいえ、全体的なお話の構成としては、まだ途中という状況。3巻出てほしいけど難しいだろうなぁ…