いわゆるライトノベルではなく、一般小説です。
あらすじ
と思いましたが、ネタバレしないほうが楽しめると思うので、知りたければご自身でググってください。
とりあえず、 SF 系作品です。
既読の人向けの感想
よい。よい。よい。
感想(ネタバレあり)
あらすじ省きましたが、ここでは書かないことには話にならないので少し書きますが、
太陽にアストロファージがやってきて、さぁ大変。解決するために影響を受けていなさそうな恒星へ向かって解決策を探る、というお話です。
が、上に書いたような導入がわかるのは少し進んでから。
最初に地上編で導入をして、実際に宇宙編という話の構成ではなく、とりあえず、宇宙で話が始まる、しかも宇宙にいる自覚はないといった具合です。
時系列順に話が進んでいたとしたら、面白みは減じていたかなと思います。仮に時系列順でもそれなりには面白かっただろうとは思いますけどね。
後は、 SF 作品では、どの程度現実と乖離させるかという部分で作品の方向性がどうなるか決まると思っています。例えば、大きく現実と離れた内容にする(例えばガンダムシリーズのように)、少しだけ不思議な点を追加するといった具合です。
どのような手法でもうまくやると面白く作れるとは思いますが、少し不思議な要素を足して他はできるだけ事実(現実)に合わせるという方法が面白いよなと思っています。現実っぽさを担保するためにしっかり監修がついていてそのあたりを含めてしっかりやっているなと。
脱線
完全に脱線ですが、映画の「インターステラー」も似たような感じで、できるだけ現実に寄せた SF でなかなか面白いです。