Fumiya_Senoo’s diary

日々の気になったこと、役立ったことを記録しています

嘘の世界で、忘れられない恋をした 感想

作者買いです。

面白かったです。

とりあえず、感想を一言で(ネタバレあり)

面白かったんだけれども、そういう作風の作者であるというのはわかっているんだけれども、3シリーズとも話の根幹部分の設定が似通っているのはちょっともったいないというか、そろそろ違うものが見たいなというところ。

冒頭あらすじ

本作の主な登場人物は、主人公(男)とヒロインとヒロインの友達(女)の3人。

主人公は子供のころに病弱で、一時期は落ち着いていたものの作品冒頭で余命一年の宣告をうけてしまう。子供のころの病弱さと余命宣告を受けた結果、あまり人と関わらない生活を送っていた。

そのあたりの事情は学校側は把握しているものの同級生らには隠して過ごしていた。学校側はそのあたりの配慮のために、定期的に放課後に保健室を訪問するようにという約束をしていた。

そのために主人公が保健室を訪れているタイミングで、ヒロインとその友人は幼馴染が保健室を訪ねてきて、保健室の先生に「ポスターを貼ってもいいか」と尋ねるのでした。

ヒロインたちは映画を撮っていて、新作のために平凡な男の子を求めて、その旨を示すポスターを貼りにきたのですが、たまたま居合わせた主人公が条件に合致し参加することに。

感想(ネタバレあり)

上記のようなあらすじでした。

終盤読み進んでいくと、3人の関係と全体的なストーリー構成が、「今夜、世界からこの恋が消えても」に似ていてちょっとな…となってしまった感じ。

ただ、似通ったストーリーとはいえ、面白かったのは事実です。

いわゆる王道、あるいは得意なストーリー構成のものを読ませる力って大事だと思うんですけど、新しい作風、ひねったストーリーのものも読みたいんですよね。読者ってわがままですね。